6/2のセントラルパークフェスタにて、午後に「聞いてみよう!こども大綱 こども・若者の声を聴くシンポジウム」を開催しました!ちょうど始まる13時頃、土砂降りになりましたが、幸いほとんどの方はすでに会場にいらっしゃったようでした。会場は40人を超える方々にご参加いただきました。
今回、講師としてお招きしたのはセーブ・ザチルドレン・ジャパンアドボカシー部、またこども家庭庁総合政策担当アドバイザーの西崎 萌(にしざき めぐみ)さんです。
西崎さんの基調講演では、「こどもの声を聴く」ことについて、こども基本法やこども大綱などの法的根拠を示しながら、では具体的にどういったことが、子どもの権利を尊重することになるのか、聴いたふりになっていないか、大人が聞きたい答えを言わせていないか。などの問題提起がありました。
こどもの声を日常からいかに発しやすい環境を作るか、聴ける大人が必要であり、また子どもの権利を守られていないときに相談できるような場所はあるのか、施策は、こどもの権利の視点からの評価も必要。というお話をしていただきました。
第二部のシンポジウムでは、こども会議の元委員(当時中2、高3)の若者に登壇していただき、こども会議の様子や率直な意見をお話しいただきました。
ほとんど知らない子どもたちが集まり、最初は緊張していたものの、江戸川大学の学生さんがファシリテーターとなり、アイスブレイクをしていただいたおかげで緊張がほぐれ、話がしやすかったとのこと。また、会議では熱い意見を交わしたことで仲間意識が芽生えて、自分にとっての居場所になっていたことや、異年齢と議論をして意見をまとめたり、初めて聞いてもわかるような資料作成は難しかったが、勉強になったというような話をしてくれました。(お話してくれたことを意訳しております)
最後に市長や教育長にプレゼンした時は、おとなの事情で答えをはぐらかされてしまったように感じたことなど、話しにくいことも話してくれました。
こども会議で意見があったことのフィードバックについては、現在行政から準備中との回答を得ましたので、皆さんで注視してまいりましょう!!
次回は、9/8(日)に東洋大学の内田塔子先生をお招きし、
◎地域で子どもの権利が尊重される取組み例とは?
◎流山の事業者や、家庭で実践できそうな取組みのワークショップ
などを行います!予定していただけますと幸いです。
こどもの権利とは何か?を考え続け、試行錯誤しながら皆様とともに実践していく土壌を作りたいと思っています。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。