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多胎児を抱える家庭の課題について オンライン勉強会のご報告

2021年4月4日 14時~15時半 に「流山ふたごの会」兼「関東多胎ネット」代表の水野かおりさんをお迎えし、オンラインで勉強会を開催しました。

 

緊急企画にも関わらず、15名の方々にご参加いただきました。

その中には、議員の方々、行政にも参加いただき、多胎育児を一歩進めるための土台の会になったように思います。

 

水野さんからは、そもそも多胎児とは?という基本的なところからお話いただき、一卵性か二卵性かくらいしか理解していない人も多いかと思いますが、胎盤をどう共有しているかにより、リスクも違うことなど初めて知ることもありました。

 

流山ふたごの会さんにLINE登録をされている方は市内外含め50組くらいとのお話でしたが80%くらいは流山市ということで、登録されていない方も含めますとやはりそれなりに市内にも多胎児がいるご家庭はあるようです。

 

産後は二人いるのでとにかく外に出られない。
何か月も安静にしていて、産んだ後に体力がない
身体への負担もあります。

2018年に発生した愛知県豊田市で三つ子を育てる母親が

三つ子の次男を落としてしまったという事件。
 

「あれはわたしだったかもしれない」と思う多胎児を抱える親は多いのです。

水野さんは、あれは防ぐことができる虐待です。

とにかく、おとなの手が足りないとお話いただきました。

また、現在小学校に通う双子がいる参加者も、夜が手がなくて大変。休めない。

 

緊急に突破したいこととしては、

・産後ヘルパーの充実

・産後ケアの補助の充実(近隣市に比べて流山は割高)

 

その他、役所等に赴き手続きをするのが困難なため、その簡素化。母子保健手帳についている補助券の充実。サークル活動時に保育してくれる人の確保。などなど、まだまだ出来そうなことはあるなと感じました。引き続き、何ができるのかを考えていきます。